光回線の乗り換え　光コラボのメリット・手順・キャッシュバック

スマートフォンが全家庭に普及した今、家でのＷｉ－Ｆｉ環境は必須です。
光回線、ケーブル回線など自宅でＷｉ－Ｆｉに繋げる方法はいろいろありますが、どれが一番いいのでしょうか？
各社がサービスを展開をしていてどれが一番いいのかわかりにくいという声が多いのが現状です。
本記事では、自宅でのＷｉ－Ｆｉ環境はどれを選べばいいかと、お得な光コラボ回線のメリット・手順・キャッシュバックについてご紹介します。

1. 光回線
2. 光コラボとは
3. 光回線はスマホとセットで申し込むのが最もお得です。
4. 光コラボの事業者変更のメリット
- 4-1. （例）ソフトバンクのスマホとセットでお得な割引
  - 4-1-1. IPv6高速ハイブリッドによる高速通信ができる
5. 光コラボで乗り換える手順
- - 5-1-1. フレッツ光から乗り換える場合
  - 5-1-2. 他社光コラボから乗り換える場合
6. 乗り換えキャンペーン
- - 6-1-1. 回線工事費分をキャッシュバック
  - 6-1-2. 他社回線の解約に伴う違約金を全額キャッシュバック
7. キャッシュバックキャンペーン
8. まとめ

光回線

国内で最も主流となっているのが光回線インターネットです。
光回線の契約者が増加するにつれて、通信事業者各社もサービスの量や質を高めてきています。
そのため、光回線は今一番魅力的なインターネット回線といえるでしょう。

光回線の最大のメリットは、通信速度が速く安定しているという点です。

NTTのフレッツ光およびフレッツ光を利用した光コラボなどは、下り最大1Gbpsというスピードを誇っています。これは、ADSL回線の最大50Mbpsと比べると約20倍の差があります。NURO 光は下り最大2Gbpsを誇ります。
インターネットの通常利用においてはストレスを感じることはまずありません。

また、電話回線を利用しているADSLとは異なり、光回線は通信専用の光ファイバーケーブルを利用しています。光ファイバーケーブルは通信品質があまり落ちないという利点もあり、通信品質が安定しているというのも特筆すべき点です。

amazonプライムやNetflixなどで映画を、ストレスなく楽しみたいという方は、光回線がマストです。

光回線はサービスや割引が充実している
2015年から登場するようになった「光コラボ」では、数々のプロバイダーが競ってサービスや割引の充実を図っています。
プロバイダーが単独でサービス展開をすることが可能になり、様々な独自のサービスや特典を打ち出すようになりました。

光コラボとは

光コラボとは、プロバイダー事業者などがNTTからフレッツ光の光回線をレンタルし、自社のプロバイダーサービスとセットにして販売している所品のことです。
フレッツ光回線の提供を受けた事業者のことは光コラボ事業者と呼ばれています。光コラボ事業者は2020年1月時点で577社あり、有名な事業者としてはOCN（NTTコミュニケーションズ株式会社）、SoftBank（ソフトバンク株式会社）、So-net（ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社）などがあります。事業者はそれぞれ独自のサービスやキャンペーンを付加した光回線サービスを販売しています。

光コラボの多くは「〇〇光」または「〇〇ひかり」というサービスブランド名が付けられています。ただし、「auひかり」「NURO光」「コミュファ光」などはフレッツ光とは異なる独自回線を使っています。

光回線はスマホとセットで申し込むのが最もお得です。

1人1台以上スマートフォンをもっている時代なので、スマートフォンの契約は皆さんしていますね。
スマートフォンの契約を大手キャリアとしている場合には、スマートフォンを契約しているキャリアの光回線が一番お得です。

もし、スマートフォンで契約しているキャリアと違う、他社の光回線を使っている場合、ぜひ乗り換えを検討しましょう。

■ソフトバンク
スマホもセットでご家族様も毎月最大1,000円割引【ソフトバンク光】

■NTTドコモ
ドコモ光パック！ドコモのスマホとセットで更におトク！【ドコモ光】

■au
auひかり超お得豪華キャンペーン実施中！

光コラボの事業者変更のメリット

光コラボの事業者変更を利用して、光コラボ事業者の乗り換えをするメリットは次のとおりです。

工事が不要

乗り換えをしても回線工事は必要ありません。現在使用している光回線をそのまま使い続けることになります。

ただし、例外として、光コラボの乗り換えに際して「品目変更」を行う場合には工事が必要になることがあります。例えば現在100Mbpsでの契約をしていて、事業者を乗り換えるときに1Gbps対応にするなど最大速度を変更するような場合が品目変更に該当します。その場合、立ち会い工事が発生し、品目変更料金2,000円がかかる可能性があります。

ひかり電話の番号が変わらない

ひかり電話を使っている場合は、番号を変えることなくそのままひかり電話を利用できます。

速度が改善する可能性がある

光コラボ事業者を変える目的の多くは、ネット回線の速度を速くしたいというものでしょう。同じ光回線を使っていても、光コラボ事業者によっては接続方式がIPv6(IPoE)接続のケースがあり、その場合、速度と安定性が改善することが期待できます。

月額費用が安くなる可能性がある

月額費用を今より安くしたいという方も多いはずです。料金体系も光コラボ事業者によって違うので、これも安くなる可能性があります。現在、スマートフォンを使用している場合は、スマートフォンとのセット割も用意されています。

乗り換え先のキャンペーンなどを受けられる可能性がある

光コラボ事業者の中にはキャッシュバックなどの乗り換えキャンペーンを実施しているところも多くあります。
乗り換え先を検討する際はキャンペーンについてもチェックしておきましょう。

（例）ソフトバンクのスマホとセットでお得な割引

ここではソフトバンクのユーザーを例にとってメリットをご紹介します。

ソフトバンクのスマホを利用している場合、ソフトバンク光と合わせて利用することによって、「おうち割光セット」というお得な割引サービスを適用できます。
この「おうち割光セット」を適用させることによって、月々の利用料金を安くできるため、お得にソフトバンク光が利用できます。
「おうち割光セット」を適用できる条件が揃っている場合は、利用すると良いでしょう。

IPv6高速ハイブリッドによる高速通信ができる

ソフトバンク光は、IPv6高速ハイブリッドを契約することによって、高速な通信が可能です。
IPv6高速ハイブリッドには、プロバイダの通信速度に影響されることが無く、通信速度が速くなるというメリットがあります。
回線が混雑しやすい時間帯にも快適な通信速度で利用可能です。
なお、IPv6高速ハイブリッドによる通信を行うためには専用のルーターが必要となるため、「光BBユニットレンタル」というオプションに加入する必要があります。このオプションは有料ですが、それを考慮した上で、IPv6高速ハイブリッドを契約するか検討すると良いでしょう。

光コラボで乗り換える手順

実際に他社の回線から別の光コラボに乗り換え、スマホと光回線をセットで利用するための手順をご紹介します。
例えば、ソフトバンク光への乗り換えは、以下の2つの場合に分けられます。

フレッツ光から乗り換える場合

フレッツ光からソフトバンク光に乗り換える場合は「転用」扱いとなり、工事費や解約違約金は一切かかりません。

他社光コラボから乗り換える場合

ドコモ光、ソフトバンク光のような他社光コラボから乗り換える場合は「事業者変更」扱いとなり、工事費はかかりませんが、契約更新のタイミングでなければ解約違約金がかかります。
auひかりやNURO光、コミュファ光などの一部の光回線は、フレッツ光ではなく独自の回線設備を使っているため、事業者変更での乗り換え先として選べない点にはご注意ください。

利用中の回線によって解約違約金の額は異なるため、契約内容をよく確認しましょう。