- 2022年12月12日
2023年10月からふるさと納税が改悪されることで駆け込みでふるさと納税の寄付をする人が増えています。
総務省は過度な返礼品競争を防ぐため、返礼品の調達費用や送料など経費の総額を寄付額の5割以下とするよう基準を厳格化することを決めました。
これにより10月からふるさと納税の寄付額を引き上げたり一部の返礼品を廃止したりする自治体が相次いでいます。
本記事では、2023年10月以降のふるさと納税の改正の内容をお伝えします。
2023年10月以降ふるさと納税の改正の内容
2023年6月に、総務省はふるさと納税について厳格化する為のルールを自治体に通知しました。
2023年10月以降は返礼品に関わる以下のルールが加わります。
・募集に要する費用について、ワンストップ特例事務や寄附金受領証の発行などの付随費用も含めて寄附金額の5割以下とする
・加工品のうち熟成肉と精米について、原材料が当該地方団体と同一の都道府県内産であるものに限り、返礼品として認める
自治体が寄付を募集する際、ポータルサイトを利用するなど、さまざまな費用が発生していますが、今までは、寄付金に関する受領証の発行事務費用や、ワンストップ特例に関する申請書の受付事務費用等の経費は、募集に要する費用に含めなくてよいとされていました。
2023年10月以降はこの5割ルールが厳格化され、各種事務に係る費用等も明確に「募集に要する費用」に含めなくてはいけなくなりました。
これにより、10月以降は従来と同じ寄附金額で返礼品を提供する場合は、返礼品の内容量が減ったり、質の見直しや、寄附金額の引き上げが行なわれる可能性が高くなります。
また、「熟成肉」と「精米」は原材料が同じ都道府県内で生産されたものでなければ返礼品として認められなくなります。
改正による影響として、「同じ寄付額に対する返礼品の量が減る」「同じ返礼品に対する寄付額が上がる」「熟成肉・精米のうち地場産品でないものが返礼品から消える」などが2023年10月以降考えられます。
改正が2023年10月以降ということで、例年年末にかけてふるさと納税は寄付額が急増しますが、2023年7月から9月までの寄付金額は、前年同時期と比べて1.5倍に増えています。
ふるさと納税の寄付額の多い人気の自治体の対応は?
ふるさと納税の寄付金額の多いTOP10位の自治体は以下の自治体になります。
1位:宮崎県都城市
2位:北海道紋別市
3位:北海道根室市
4位:北海道白糠町
5位:大阪府泉佐野市
6位:佐賀県上峰町
7位:京都府京都市
8位:福岡県飯塚市
9位:山梨県富士吉田市
10位:福井県敦賀市
どの自治体も金額が上がることや、返礼品のラインナップを変更する方針のようです。
特に産地ではない熟成肉や精米を返礼品として提供している自治体は、商品として提供できなくなりますので、9月中にふるさと納税をする動きが加速しています。
ふるさと納税サイトの選び方
ふるさと納税サイトを選ぶ基準はどのようなことでしょうか。
選ぶ基準となる4つのポイントをご紹介します。
1. 返礼品の探しやすさ
まずは欲しい返礼品を見つけやすいサイトを選ぶのがおすすめです。
ふるさと納税サイトはそれぞれにランキングや特集ページを用意したり検索機能を充実させたり欲しい返礼品を見つけやすいように工夫しています。
返礼品や寄附先自治体の掲載数も重要です。
2. ポイント付与があるか
ふるさと納税サイトのなかには、寄附をした金額に応じてポイントがたまったり、普段ためているポイントを決済に使えたりするサイトがあります。
ポイントサービスを利用すれば、事実上ポイントで税金の一部を支払ったり、税金を支払ってポイントをためたりすることができます。
楽天ふるさと納税は、楽天スーパーポイントをためることができるし、ポイントで支払いをすることができます。
3. お得なキャンペーン
Amazonギフト券のプレゼントキャンペーンなどが頻繁に行われているサイトもあります。
過去にふるさと本舗では、5万円以上寄付した方を対象に寄付金額の8%分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンも開催したこともあります。
4. 決済方法の豊富さ
サイトによって利用できる決済の方法は異なります。
基本的にはどのサイトもクレジットカード決済は利用できます。
クレジットカード決済以外にも、キャリア決済やスマホ決済など多様な決済に対応しているふるさと納税サイトもあります。
ご自身が普段使っている決済方法が利用できるサイトを選ぶと便利です。
おすすめのふるさと納税サイト
ふるさと納税の寄付を受け付けている「ふるさと納税サイト」はたくさんあります。
どのサイトを通して寄付するのが一番お得でおすすめなのか?
おすすめのふるさと納税サイトをご紹介します。
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■参考記事
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sakura
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