- 2024年9月7日
選挙期間中に銃撃により亡くなった安倍元総理の国葬が、日本武道館で行うことになりました。
日程は、2022年9月27日(火曜日)になります。
内閣総理大臣経験者の国葬は1967年の吉田茂元総理以来、戦後では2例目です。
国葬を巡っては、一部の野党が「安倍氏の政治を礼賛することになる」などと反対していますが、松野官房長官は会見で「国の内外から幅広い追悼の意が寄せられていることなどを勘案したもので、国民に政治的評価を強制するとの指摘は当たらない」と反論しました。
国葬には、世界各国から多くの弔問団の参列が見込まれ、費用は全額国費で賄われます。
国葬の対象は?
国葬の対象になる人物は、国家に多大に貢献した特別な功績があることが条件です。
総理大臣クラスの経験者など一部の人に限られますが、条件を満たしたからと言って、必ずしも国葬になるとは限りません。
国葬は、特別なものであり、個別に判断されます。
国葬に似たものに国民葬があります。
戦前では、内閣総理大臣だった大隈重信が国民葬で、戦後では、内閣総理大臣だった佐藤栄作も国民葬でした。
諸外国にも国葬に該当する葬儀がありますが、それぞれの国が故人の特別な国家的功績を独自の基準により判断して決めています。
国葬された日本人は?
これまで日本で国葬が執り行われたのは、1878年の大久保利通をはじめとし、歴代天皇や皇族関係者・軍人など、計29人います。
総理大臣経験者の国葬は、55年ぶりで、戦後は安倍元首相で2例目となります。
・伊藤博文(いとうひろふみ) 初代・5代・7代・10代内閣総理大臣 1909年
・山縣有朋(やまがたありとも) 第3代・9代内閣総理大臣 1922年
・松方正義(まつかたまさよし) 第4代・6代内閣総理大臣 1924年
・西園寺公望(さいおんじきんもち) 第12代・14代内閣総理大臣 1940年
・吉田茂(よしだしげる) 第45代・48~51代内閣総理大臣 1967年
国葬は休みになる?
昭和天皇の国葬が営まれた平成元年2月24日は「全国民が喪に伏す」という意味合いで休日になりました。
内閣総理大臣経験者の葬儀のほとんどは国民葬や合同葬で行われていて、休日にはなっていないようです。
1967年の吉田茂元首相の国葬時は午後からの休日扱いで公立の学校や公務員は半休でしたが、今回の安部元総理の国葬も公務員以外は休みになることはないと思われます。
安部元総理の国葬の日は、2022年9月27日(火曜日)になります。
9月の大型連休後の日程なのですが、休みを期待している人は多いようです。
国葬には一般人は参列できる?
安倍元総理の死亡後、多数の外国首脳から弔意が寄せられており、外務省は、参列を希望する首脳級の要人は、かなりの数に上るとみています。
国葬への参列に合わせた首脳会談などの「弔問外交」も多数、想定されており、海外の要人参列はあるようです。
アメリカのトランプ前大統領も参列を検討しているとされるようです。
今回の事件が一般人からの銃撃だったこともあり、警備体制は強化されるはずです。
一般人の参列は難しいかなと思いますが、現時点では決まっていないようです。
安部元総理と親交のあった芸能人などは、特別に参列が認められるかもしれません。
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sakura
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