感染力が3倍高い「BA.2.75」通称「ケンタウロス」の名前の由来・症状とは? - ソラ飛ぶイルカ

新型コロナウィルスの猛威が止まりません。

新型コロナの“第7波”の感染の急拡大は、私たちの生活を支えるインフラにも影響がでています。

ウィルスは現在の環境に適応する為に変異を繰り返しますが、新たな変異がおこっており、感染力が3倍高い「BA.2.75」通称「ケンタウロス」と呼ばれるウィルスが感染を広げている要因にもなっています。

この「ケンタウロス」とはどのようなものなのかをご紹介します。

ケンタウロスの名前の由来

今回の変異株はSNSや医師の間では、「ケンタウロス」とも呼ばれています。

そもそも、ケンタウロスとは、ギリシア神話中の半人半馬の怪物一族です。
野蛮好色な種族で、テッサリアのペリオン山に住んだが、ラピタイ族に敗れ、ペロポネソス半島に逃れたとされています。

名前の由来は、過去の変異株と比べてあまりに異質であることから「半人半獣のケンタウロス」と表現されています。

ケンタウロスの感染力

「BA.2.75(ケンタウロス)」の感染力は、現在主流の「BA.5」の3.24倍と言われています。

実際に、2022年6月インドで初感染報告があり、その後世界各国でも感染が確認されていますが、日本国内でも神戸市、大阪府、東京都などで感染が確認されています。

現在主流の「BA.5」も過去の変異株と比べて、感染力が高く、日本が世界で一番感染者が多い状況になっていますが、「BA.2.75(ケンタウロス)」に置き換われば、3倍の勢いで増えますので、一週間で30倍ぐらいの勢いで増えることになります。

7月24日は、日本全国の新型コロナウイルス感染者は17万6577人となりましたが、東京都の1日の感染者が3万人の場合は、その内184人が既に「ケンタウロス」の感染者だと推定されます。

感染力の高い「BA.2.75(ケンタウロス)」はあっという間に、「BA.5」に置き換わりさらに感染を拡大させることが危惧されています。

 

「BA.2.75(ケンタウロス)」の重症化リスク

オミクロン株の場合、肺炎はあまり起こしません。
患者の状態は悪くても、中等症に含まれないという場合があり、多くの入院患者は高齢者です。

気になるのは「BA.2.75(ケンタウロス)」が重症化しやすいかどうかですが、インドで感染拡大していますが、入院患者が増えたとか、重症者が増えたというデータはないので、重症化リスクが急に上昇することはないと言われています。

東京都や愛知県で確認された感染者については、いずれも「軽症」と報告されており、兵庫県神戸市で感染が確認された女性は、「せきや発熱」があったということなので、現在の状況では重症化リスクは高くないと思われます。

 

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