卓球 第19回アジア競技大会 伊藤美誠選手がエントリーしていない理由 - ソラ飛ぶイルカ

「第19回アジア競技大会」が9月22日から中国・杭州で開催されています。



平野美宇選手は、団体、シングルス、ダブルスにエントリーしていますが、伊藤美誠選手は今大会にエントリーしていません。

選考レースで2位につける平野美宇選手は現時点で420ポイントを獲得しており、前回のアジア選手権でベスト8入りした伊藤美誠選手が409.5ポイントなので、両者の差は「10.5」まで急接近しています。

今大会では伊藤美誠選手はエントリーしておらず、平野美宇選手にとってはポイント差を引き離すチャンスです。
11月に行われる第6回の選考会と、来年の1月に開催される全日本選手権が対象大会として残っているが、なぜ伊藤美誠選手はエントリーしなかったのでしょうか?

伊藤美誠選手がアジア大会にエントリーしない理由

平野美宇選手は、団体、シングルス、ダブルスの全てに参加する予定で、特にシングルスの試合は重要であり、来年のパリ五輪の選考ポイントに影響を与えます。

伊藤美誠選手は、今回の大会にはエントリーしておらず、平野美宇選手にとっては、ポイント差を広げるチャンスでもあると捉えています。

アジア大会は国際大会として認識されておらず、最高級品は出さないというような傾向が、競技によっては、昔から見られているようです。

伊藤美誠選手は、5月に臀部を痛めており、「海外に行っても中国人選手以外に負けることが増えてきたし、みんな疲れていて練習も十分にできていない。」という話をしていました。

世界選手権は世界ランキングポイントの高い大会であるため、辞退は考えていないという反面、本来なら1カ月の安静期間を取るべきだという考えのようです。

国際大会の合間に国内大会が開催され、伊藤美誠選手は疲労が蓄積しけがを負ったこともあり、伊藤美誠さんは、アジア大会より休養することを優先し、自らエントリーしなかったのかもしれません。

今回のアジア競技大会は選考レースの重要なポイントとなり、平野美宇選手がどのような戦いを見せ、伊藤美誠選手のポイント差を広げられるか注目です。

アジア大会は9月25日に行われた準決勝で、日本代表は韓国代表と対戦しました。
1番では早田ひな(日本生命)と申裕斌(シンユビン)が対戦。
世界ランキング8位の強敵に対して早田は終始ゲームを支配しストレート勝利。

2番では平野美宇(木下グループ)が田志希(田志希)にフルゲームで惜敗し、マッチカウント1-1の状況で、3番の張本美和(木下アカデミー)が出場しました。

韓国は3番にはベテランの徐孝元(ソヒョウォン)が出場しましたが、張本が徐孝元のカットを冷静に処理して、ゲームカウント3-0で勝利。
4番では平野と申裕斌が対戦し、ゲームカウント3-1で平野が勝利し、日本代表がマッチカウント3-1で韓国代表を下し、中国の待つ決勝へと駒を進めています。

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