- 2023年12月21日
歌舞伎俳優の市川猿之助さんが、両親と自宅で倒れているのが見つかり両親が死亡した事件について猿之助さんの事情聴取で真実がわかってきました。
司法解剖の結果、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さんと母親の喜熨斗延子さんの死因は、いずれも向精神薬中毒ということはわかっています。
警察の事情聴取に対し猿之助さんは、「死んで生まれ変わろうと家族で話し、両親が睡眠薬を飲んだ」と語っていますが自殺に至る経緯はどうなっているのでしょうか?
5月17日夜8時、リビングに集まった親子3人は猿之助さんが作った蕎麦を食べました。
その後の“家族会議”で、猿之助さんは
「週刊誌にあることないこと書かれ、もう駄目だ。すべてが虚しくなった。全員で死のう。生きる意味がない。寝ている間に死ぬのが一番楽だろう」
と提案しました。
家には、猿之助が病院で処方してもらった睡眠導入剤が大量にあったので、両親はそれぞれ10錠ほどを飲みました。両親は間もなく意識を失いましたが、猿之助さんは部屋にあったビニール袋を両親の顔に被せました。
両親が動かなくなった後、猿之助さんはビニール袋を取り外し、両親の死に顔を見ました。
その後、猿之助さんは仰向けに横たわっている両親の身体に一枚の掛け布団を被せています。
猿之助さんは、両親を見届けた後、自身も睡眠導入剤を口に含み、自室のクローゼットで首吊り自殺を図りましたが、駆け付けたマネージャーに発見され、一命を取りとめました。
では、猿之助さんは、刑事罰に問われるのでしょうか?
自殺という目的のために用いる睡眠薬とビニール袋を提供し、両親にビニールを被せ、自殺行為を援助しました。この行為は、刑法第202条の自殺幇助罪に抵触する可能性が高いので、罪に問われる可能性があります。
刑法第202条 自殺幇助罪
人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、6月以上7年以下の懲役又は禁錮に処する。
今後の事情聴取に注目が集まっています。
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sakura
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