6月4日に行われた全仏オープンの女子ダブルス3回戦で起きた事件が話題になっています。
加藤未唯/アーディラ・スーチャディ組はサラ・ソリベス=トルモ/マリエ・ブズコバ組と対戦していましたが、第2セット途中、加藤選手は、スーチャディのリターンミスの後、ボールを相手コートに返球しました。しかし、やや距離が長すぎたボールはコート後方にいたボールガールにノーバウンドで直撃し、ボールガールは涙しました。加藤選手は歩みよって謝罪し、一度は警告と判断されましたが、対戦相手が猛抗議し、裁定が失格に変わりました。
そのシーンがこちら
加藤選手は賞金4万3000ユーロ(約640万円、選手1人は半分)と110ポイントはく奪されることになりました。混合ダブルスのパートナーも「悪意もぶつける意図もなかった」と、加藤選手を擁護しています。
相手選手のソリベス=トルモ選手は「まず第一に、昨日起こったのは非常に悪い事態でした。また、ブズコバと私にとって、人々が言っているこの種のありとあらゆることを我慢するのは難しいことです。簡単なことではありません。なぜなら、私たちが昨日したのは、レフェリーのところに行って、彼に何が起こったのか説明しただけですから」と、レフェリーへの抗議の正当性を訴えています。
失格判定についてソリベス=トルモ選手は「全ての決断はスーパーバイザーによってなされました。私たちの問題ではなく、私たちは何も悪いことはしていないと思います。これについて、昨日起こったことについて、私が言うのはこれだけです」と話しています。
賞金とポイントを没収された加藤選手は6日、失格処分の取り消しを求めて提訴し、プロテニス選手協会(PTPA)も、「不当な判定である。偶発的で攻撃性のない事象であることは明らかだ」との声明を出しています。
声明では、加藤選手が剝奪されたという賞金とランキングポイントの扱いについても「最低でも賞金とポイントは戻すべき」としています。
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sakura
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