+1255から始まる電話は詐欺?国際電話はどこの国?

最近、日本国内で「+1255」から始まる国際電話の着信が多発しており、多くの人々がSNSや掲示板でその不審な電話について報告しています。

このような電話は詐欺の可能性が高く、特に金銭を要求されたり、折り返し電話をすることで高額な料金が発生する可能性があります。

この記事では、この「+1255」から始まる国際電話がどこの国からかかってくるのか、そしてどのように対処すべきかについて詳しく説明します。

1255から始まる国際電話は詐欺!

「+1255」から始まる国際電話の番号は詐欺の可能性が高いため、着信があっても決して折り返し電話をせずに無視することが重要です。

複数のSNS投稿やYahoo!知恵袋などで、「+1255」からの着信があったという報告が相次いでおり、そのほとんどが詐欺の疑いがあるとされています。

例えば、次のような声が寄せられています:

「+1255から始まる電話番号に何回も電話がかかってきた。4分間に5回もかかってきて怖い。」

「+1255」からの着信で実際に電話に出たという報告はほとんどありませんが、過去には「中国入国管理局です」と名乗る詐欺電話や、「株やってますか?」と問いかける詐欺電話が流行していました。

+1255から始まる国際電話はどこの国からかかってきた?

国際電話の国番号「+1」はアメリカ合衆国を示していますが、その後に続く「255」の電話番号は存在しません。つまり、「+1255」という番号はどの国にも割り当てられていない未登録の番号です。

アメリカの市外局番を調べると、次のようになります:

国番号ダイヤルコード(市外局番)
+1251携帯
+1252ロッキーマウント
+1253タコマ
+1254ハミルトン
+1255未割り当て
+1256ハンツビル

このように、「+1255」はアメリカの国番号「+1」に続く未割り当ての市外局番となります。

さらに、海外の国番号を調べられるサイトCountryCodeでも「+1255」の数列は見当たりません。これにより、「+1255」はどこの国からの着信か特定できないことがわかります。

国際電話を装って発信している可能性

「+1255」のように国番号が未割り当ての地域から発信される理由として、日本国内にいながらインターネットを経由して海外アプリ等を利用し、電話番号を偽装している可能性が考えられます。

2023年10月6日の読売新聞オンラインの記事では、アプリを使って国際電話番号を取得し、どこからでも電話をかけられると報じられています。また、2023年10月16日のメ~テレの記事では、利用停止できない国際電話番号の利用が増加していると報じています。

これにより、「+1255」の未割り当て番号も同様に、インターネットを介して偽装された電話番号である可能性が高いと考えられます。

国際電話の詐欺の対処法

「+1255」からの国際電話がかかってきた場合、以下の3つの対処法を実行してください。

  1. 電話に出ない:不明な番号からの着信には出ないようにしましょう。
  2. かけ直しはしない:折り返し電話をすることで高額な料金が発生する可能性があります。
  3. 留守電が入っていても無視:メッセージが残っていても無視することが大切です。

まとめ

「+1255」から始まる国際電話は詐欺の可能性が高く、未割り当ての番号であるため、その発信元は特定できません。着信があっても決して電話に出ず、折り返し電話もしないように注意しましょう。

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sakura

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