日大の林真理子理事長記者会見 大学の隠ぺいはあったのか? - ソラ飛ぶイルカ

日本大学アメリカンフットボール部員の男子学生が大麻取締法違反などの容疑で逮捕された事件を受けましたが、日大の林真理子理事長が8日、記者会見を開きました。

林真理子理事長は「学生が逮捕されたことは大変遺憾であり、深く受け止めている。多大なご迷惑、ご心配をおかけした」と謝罪しています。

酒井健夫学長が経緯を説明しましたが、7月6日の日大の調査でアメフト部寮から見つかった植物片や錠剤が、大麻や覚醒剤だったことは、警視庁が学生寮を捜索した8月3日に把握したと明らかにしています。

日大の隠ぺいはあったのか?

約2週間、警視庁に報告していなかったことについて、酒井学長は、「不審物を発見した時点では違法薬物の確証がなく、ヒアリングをしてから相談しようと考えた。ご理解いただきたい」と説明しています。

去年11月に部員の学生から「大麻と思われるものを使用した」と自己申告があったこと件については、「警察に相談したが、物的証拠がないことなどから、事実の立証は困難との回答があり、十分に指導するよう求められたので、本人に注意した」と説明しています。


警察から犯罪事実が認められたら「自首をさせてほしい」と言われたとし「隠蔽しようなんてことは全く考えておらず、本人に反省を促し自首させたいと考えていた」と述べています。

林理事長は「お飾りの理事長であるという報道がなされているが、そのような評価を残念に思っている。在校生や卒業生にかつてのような誇りを取り戻してほしい。その一心でガバナンスに取り組んできた。どこまで達成できたが分からないが、旧体制と変わらないなどと評価されるのはつらくて残念でならない。ガバナンス強化するためにそのための取り組みを最後までやり抜くことに変わりない。改革の再出発として真摯に取り組み、今後も警察の捜査に協力する」と話しています。

日大の記者会見に対して、SNSでは否定的な意見が多くあり、大学の対応について今後の動向が注目されます。

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sakura

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