2024年度の大学入学共通テストが1月14日に終了し、受験生たちはその結果に息をのんでいます。
特に注目されるのが英語リーディングの部分です。
昨年に続き、今年も難易度が高かったとの声が多く聞かれます。では、具体的にどのような状況だったのでしょうか。
英語リーディングの難易度
河合塾によると、英語リーディングは昨年に引き続き、受験生にとって難しい試験であったようです。昨年の共通テストでは、英語リーディングの平均点が53.8点という低さでした。
これは共通テスト開始以来の最低点であり、多くの受験生が苦戦したことを示しています。
今年も同様の傾向が見られ、英語リーディングの平均点が低い可能性が高いと予想されています
一方で、国語の平均点は昨年より上昇する可能性があります。
河合塾の予測では、英語リスニング、国語、生物、生物基礎、地理Bなどの科目で平均点が上がると見られています。しかし、数学ⅠAなどの科目では平均点が下がると予想されています。
予備校の予想
河合塾と「データネット」(駿台予備学校とベネッセコーポレーションが運営)の予想には若干の違いがあります。
河合塾は文系で546点、理系で561点と予測していますが、データネットは文系で520点、理系で533点と予測しています。
この違いは、各予備校が持つデータや分析方法の違いによるものかもしれません。
2024年度の大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の全日程が終了し、河合塾から予想平均点の速報版が発表されました。
共通テスト2024の予想平均点
- 5教科7科目文系: 546点(900点満点)
- 5教科7科目理系: 561点(900点満点)
昨年度の平均点と比較して、文系は+16点、理系は+13点となっています。
各科目の予想平均点
- 国語: 118点
- 世界史B: 61点
- 日本史B: 57点
- 地理B: 65点
- 現代社会: 59点
- 倫理: 59点
- 政治・経済: 51点
- 倫理/政治・経済: 63点
- 英語リーディング: 53点
- 英語リスニング: 67点
- 数学I・A: 53点
- 数学II・B: 59点
- 物理基礎: 27点
- 化学基礎: 28点
- 生物基礎: 32点
- 地学基礎: 35点
- 物理: 62点
- 化学: 53点
- 生物: 55点
- 地学: 50点
これらのデータは、河合塾 Kei-Netにも掲載されており、受験生や関係者にとって重要な情報源となっています。特に英語リーディングの平均点が53点と低く、昨年に続き受験生が苦戦した模様です。
他の科目では、国語の平均点が昨年よりも上昇していることが注目されます。
これらの結果は、今後の大学入試における対策や準備に役立つ重要な指標となるでしょう。
受験生の反応
受験生たちは、特に英語リーディングの難易度について多くの意見を持っています。
SNSやフォーラムでは、「予想外の難しさだった」「昨年よりも難しかったかもしれない」といった声が多く聞かれました。
しかし、一方で「事前の対策が役立った」と感じる受験生もいました。
このように、受験生の感じ方は様々ですが、全体的には英語リーディングの難易度が高かったという印象が強いようです。
今後の展望
大学入試センターは、1月17日に平均点の中間集計の速報値を、19日には大半の採点を終えた集計を発表する予定です。
これらのデータにより、今年の共通テストの全体的な難易度や科目間の得点差がより明確になるでしょう。また、得点調整の有無についても、19日に決定されます。
これは、特定の科目で得点が大きく開いた場合に、受験生の不利益を防ぐための措置です。
受験生や教育関係者は、これらの発表を待ち望んでいます。
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sakura
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