+800から始まる電話番号はどこの国？掛けなおししたらどうなる？国際詐欺に注意 - ソラ飛ぶイルカ

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最近、+800から始まる電話番号からの不審な着信を受けたことはありませんか？

このような番号からの電話は、どこの国からかかってきたものなのでしょうか？

また、万が一、掛け直してしまった場合にはどのようなリスクが伴うのでしょうか？

この記事では、+800から始まる電話番号の正体と、それに関連する国際詐欺の手口について詳しく解説します。

+800番号とは？

+800番号は、国際的に設定された特殊な電話番号で、正式には「国際フリーダイヤル番号」と呼ばれています。

日本国内の「0120」や「0800」といったフリーダイヤルに相当する、世界共通の国際フリーダイヤル番号で、この番号は、世界中のどこからでも料金無料で電話をかけることができるように設計されています。

したがって、+800で始まる電話番号自体には特定の国は割り当てられておらず、多国籍企業や大規模なカスタマーサービスが顧客の利便性を考えて利用していることが一般的です。

+800から始まる電話番号からの不審な着信があったという声が多くあります。

掛け直しのリスク

ただし、この+800番号を悪用した詐欺も存在します。

詐欺師は、+800番号を装って不審な着信を行い、受信者が折り返し電話をかけると高額な通話料が請求されるよう仕組まれていることがあります。

これは「ワンギリ詐欺」の一種で、電話を一度鳴らして切ることで、好奇心を引き、相手に折り返させる手法です。

国際詐欺の手口

+800番号以外にも、似たような手口は多々報告されています。例えば、+882や+883など、国際共通の特殊番号を利用した詐欺も確認されています。

これらの番号は、国際電気通信連合によって管理されているものの、悪用されるケースも少なくありません。

詐欺師はこれらの番号を使用して、無実の人々から金銭を騙し取ろうとします。

電話に出たユーザーから「中国大使館から重要なお知らせです」といった不審な電話だったとの報告があります。

対策方法

このような詐欺から身を守るためには、以下の対策を講じることが推奨されます。

1. 知らない番号からの着信は慎重に扱う： 特に国際番号からの着信には注意が必要です。
2. すぐに折り返しをしない： 不審な着信に対しては、まずはインターネットでその電話番号を検索し、他の人々の経験を確認しましょう。
3. 公式のカスタマーサービス番号を利用する： 企業からの連絡を疑う場合は、公式サイトから正しいカスタマーサービスの番号を確認し、そこへ直接問い合わせてみてください。

結論

+800番号はその便利さから多くの正規の企業に利用されていますが、それを装った詐欺には十分注意が必要です。

未知の番号からの着信や、特に国際番号を含む不審な通話には警戒し、安易な折り返しを避けることが、詐欺被害を防ぐ鍵となります。

どんな場合でも、先に情報を確認することを心がけ、自身の安全を最優先に考えましょう。

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